社会福祉法人 信和会

広報「なかよし」
2017年12月号
2017年11月号
2017年10月号
2017年09月号
2017年08月号
2017年07月号
2017年06月号
2017年05月号 
2017年04月号
2017年03月号
2017年02月号
2017年01月号

法人本部

〒 103-0002
東京都中央区日本橋馬喰町一丁目5番4号 TEL:03-6661-2825

東京事務センター

〒103-0002
東京都中央区日本橋馬喰町一丁目5番4号 TEL:03-6661-2825

仙台事務センター

〒981-0901
宮城県仙台市青葉区北根黒松2-10 TEL:022-727-8907

盛岡事務センター

〒020-0839
岩手県盛岡市津志田南三丁目2番2 TEL:019-681-1758

八戸事務センター

〒031-0801
青森県八戸市江陽二丁目13番33号 TEL:0178-45-6600

2017年08月号 ワッセ夏祭り挨拶

平成29年7月29日

皆様おはようございます。

 クローバーズ・ピアワッセ第10回目の夏祭りを開催することができましたことは、皆様のご協力の賜物とこの場をお借りして感謝申し上げます。誠にありがとうございます。

 この10回目の夏祭りは、利用者の皆様、来賓の皆様、そしてご家族の皆様、ボランティアの方々にお支え頂き、この夏祭りを開催することができました。

 この機会に若干の時間をいただきまして、所感の一端を申し上げます。

 平成18年に自立支援法がスタート致しまして、私どもは19年に八戸に就労継続支援事業所をオープンし、そして翌年の1月に宮城県庁に対してここで就労継続支援事業所を開設したいということでお願いをして参りました。

 平成20年3月に、私共社会福祉法人信和会がA型の事業所としてスタートし、同じ日に共成福祉会さんがA型とB型の多機能型をスタートしております。

 それからあまり事業所の指定はなかったんですけど、ここ4、5年の間に次々と指定がされて、今や仙台市内では19カ所、宮城県内では50カ所のA型の事業所ができました。

 仙台市内では、19カ所で定員の合計が356人でございます。私共の事業所はその中で80名という規模で事業をさせて頂いてきて、なんとか皆さんと共に福祉の増進、地域定着ということを目指してまいりました。

 一昨年の平成27年9月に厚生労働省で各都道府県の主管課に対して、A型就労事業所の適正な運営を図るように指導してくださいという事務連絡が出されております。

 その後、いわゆる短時間減算ということで、ここでは該当者がいませんでしたけれども、1日1時間か2時間しか作業をさせない事業所は適正ではないということで、絞り込まれております。
それから今年になりまして、厚生労働省令が改正になり本省の係長の名前で、A型の変更の背景が説明されています。

 その中心は何かと言いますと、生産活動を通じて計上した収入から、生産活動を行うために必要な経費を引いたものが利用者の皆さんに対する工賃として支払われているようでなければ、A型事業として、改善を要するということです。

 そしてそのようになっているかどうかを3か月以内に役所のほうで実地調査に歩きたいと、そのような形になっていない事業所に関しては改善計画を出して下さい。そして1年間改善の状況を見ます。それでも改善しない場合にはさらに1年間改善計画を出してください。そしてそれでも生産活動に伴う収入から経費を引いたものが皆さんの工賃として払われるものではなくて、それが実現できていない事業所については、指定取り消しも視野に入れますよということでございます。とても厳しい内容であると思います。

 私共が平成20年にここで就労継続A型事業所を開設することになった時には、なんと職安から手話通訳者とかそういう方たちまで来て、利用者の皆さんを採用することにお手伝い頂いてきたものでございます。

 今は本来の国が予定した日中活動の中の就労継続支援事業所として不適切なものがたくさんあるのでそれを直したいと言っております。
現在福祉の予算が2兆円ありますけれども、その中で就労支援事業のA型はわずか4%しか予算がさかれていないんです。

 今や、A型については、一般就労できる人は一般就労に移ってください。そして支援員のサポートで県が定める賃金を獲得できない人はB型に行ってくださいということで、A型の範囲が非常に狭められてと思います。

 制度が新しくできた時は、とにかく国の方では必要と思われるサービスの量を確保するために、その辺の適正性というものはあまりチェックしないでとにかくたくさんの事業所を認めたということがあります。

 そして特にここ5、6年は営利法人が就労継続事業にたくさん入ってきております。仙台市における19の事業所のうち、社会福祉法人は4事業所だけだったと思います。それ以外は株式会社とNPO法人がやっているというような状況です。

 だからといってA型事業所がなくなると申し上げているのではありません。

 ここの土地建物は、私どもの基本財産となっております。そして、もちろん基本財産ですから、第三者である、例えば金融機関が担保に取っているとかそういうものではございません。

 私共自身が福祉事業のために所有している施設ですから、国の制度がどういうように変わっていったとしても、私共はこの基本財産を福祉事業のために使うことはなんら支障のないことです。

 今大変に厳しいお話をご家族の皆様、利用者の皆様にお話ししたとは思いますけど、だからといって事業を中断するのではなくて、役所のほうで非常に厳しくチェックしますよ、従って私どもの仕事の内容をきちんともう一度見直して、お一人お一人の個別支援計画をしっかりと立て、モニタリングをしてお一人お一人の工賃が適切に払われていて、それを誰が見ても納得できる状況にしていかなければならない。

 そういうことからいけばここは広い建物を所有させて頂いておりますから、これまで以上に多様な就労項目を検討することが出来ると思っていますので、どうぞ皆さん、制度としては一見厳しくなるように見えますけど、今申し上げたように他の事業所に例がないほど、大きな福祉事業用資産を所有させて頂くことが出来ていますので、この稼働率を出来るだけ高めて、皆さんと安定した長期的な生活設計を立てていけるようになれば大変に嬉しいと思っております。

 本日は夏祭りという場をお借りして、あまりにも制度が変わる時なので、お時間を頂きまして私の所感の一旦を述べさせていただきました。

 今日申し上げたことは大変に重要だと思っておりまして、利用者の皆さんにつきましては、すでに2回朝礼でお話させて頂いております。

 そして来週の火曜日くらいに朝礼でもう一度お話をさせて頂きます。

 そしてこのことについては全て文書に致しまして、私どもの広報誌であります「広報なかよし」に全て掲載をする予定でございます。

 最後になりますけど、どうぞ皆さん、クローバーズ・ピアワッセの一生懸命皆さんをサポートする支援員のもとで、よりよい有意義な生活設計を行い、地域移行、地域定着を推進するようにしていただきたいと思います。

 それじゃ今日は皆さん夏祭りでございます。どうぞ一日皆と交流しながらぜひお食事も楽しみ、そして楽しい一日を送ることをお願い申し上げまして、以上信和会理事長として夏祭り開催にあたっての

 ご挨拶とさせていただきます。

 どうもありがとうございました。